こんにちわ。雪坊主です。
新型コロナウイルス流行によって、急速にリモートワークが広がりました。
私が務めている会社もリモートワークが一部で開始されて、自宅でリモートワークを行っている社員も多いです。
そこで会社のパソコンやネットワークを管理している立場として、リモートワーク中のパソコンは監視されているのか、そもそも監視出来るのか、そして監視の対処法について解説したいと思います。
ただし監視方法や監視の強さは会社ごとに様々なので、あくまで参考程度にしてください。
実際にここで説明するレベルで監視をするには会社にもそれなりのコストが発生するので、どこまでやっているかは会社次第です。
またここに書かれている対処法を行ってもサボりがばれる可能もあるので、試す場合は自己責任でお願いします。
リモートワークに関わらず会社パソコンの監視についてはこちらをご覧ください。
リモートワーク中のパソコンは監視されているか
結論から言うと監視はされていないが、調査すればサボりがバレる可能性が高いです。
専用の監視ツール等が無くても、本気を出せばどんなことを行っているのか分かる場合があります。
ただしツールを入れていても常に監視しているか、定期的に何らかの形でチェックしているか、セキュリティ事故等が起きた時のみ確認するか等、会社によってチェックするタイミンはまちまちなので、ツールを導入していたとしても、サボりがバレるとは限りません。
どのような動作を監視できるのか
ネットワーク監視
パソコンが送受信している通信を監視してどのようなサイトを見ているか、どのような情報を送信しているか(SNSへの投稿や掲示板への書き込み等)まで監視できる場合があります。
ネットワーク監視をしているかどうかは、次の条件に当てはまる場合は会社がネットワーク監視を行っている可能性が高いです。
- 業務中、会社のネットワークにVPN接続をしている
- ネットワーク監視ソフトが入っている(EDR、XDR等)
ネットワーク監視の目的はあくまでセキュリティのためで、外部からの不正な通信の検知やウイルス感染によって機密情報が外部に送信されるのを防ぐのが目的です。
なのでこれを無理やり無効にしてやろうとか、かいくぐるのは止めましょう。
通信監視だけであれば、パソコンで余計なことをしなければサボっていてもバレないということになります。
通信量が少なく本当に業務を行っていたのか?と問われた場合は「資料作成をしていた」と言えば言い逃れ出来る可能性があります。
パソコンの操作ログによる監視
パソコンの操作情報を収集するソフトをインストールされている場合、パソコンで行う色々な操作がログとして残ってしまいます。
パソコンの操作ログが監視されていると、何時にどのアプリケーションを立ち上げたか、どのファイルを閲覧したか、保存したか、削除したかが分かります。
さらにGoogleChrome等のWebブラウザを通してどのURLにアクセスしたかが分かってしまいます。
ほぼパソコンで行われる全てが丸裸にされてしまうため、パソコンを操作せずにサボっていてもネットワーク通信の監視のように「資料を作成していた」という言い訳は通用しません。
なにもしていなかったことがバレてますからね。
操作ログを取られているとサボるのはまず難しいです。
特定の行動によるアラームで監視
操作ログを収集していても、全社員に対して収集した全てデータをチェックをしているかというと、そこまてまはしていません。というか出来ません。
なのである特定の行動を行うと管理者にアラームが飛ぶというソフトもあります。
アラームの例
- パソコンが無操作でロックが長時間かかっている
- 業務に関係ないサイトにアクセスした(SNS、動画配信、掲示板等)
- 業務時間外にパソコンが起動している
- パソコンに新しくアプリを入れた
このように何をすればアラームになるかが分かれば、その行動に抵触しない範囲ではサボることは可能です。
例えばロック画面の時間がアラームであれば、ロック画面にならないように自動でマウスを動かしてくれるアプリを入れればアラームを回避できます。
まぁそれが分かれば苦労しませんが…
パソコンの画面で監視
定期的にパソコンの画面を保存して、何を行っているのかをチェックする監視方法です。
業務に関係ないサイトを見ていたり、動画を閲覧していたりもそうですが、何時間も画面に変化の無い場合も業務をしていないとみなされます。
昔、上司と不倫していた社員がタイミング良くその上司とチャットしている時にパソコンの画面を保存されて、不倫がバレたなんて話を聞いたことがあります(笑)
このような方法で監視されていた場合もサボるのはほぼ無理だと思ってください。
カメラでの監視
常時オンライン会議を繋げっぱなしにして、監視するような会社もありますよね…。
ただ一方でカメラを知らない間にオンにされて監視されてるのでは?と会社を疑うような声も聞いたことがあります。
ただそれは盗撮にあたるので犯罪で、ほぼあり得ないです。
ただ「ほぼ」と付けたのは理由があって「実際に可能かどうか」という観点から言うと可能だからです。
防ぎ方としては単純で「カメラを塞ぐ」のが一番簡単です。
ただリモートワークを行っているということは、オンライン会議なども頻繁にあると考えられるので、すぐに剥がせるシールを貼ったり、開閉が簡単にできるシャッターのようなものが売っているので、それらで対策するといいかと思います。
もしカメラでこっそりと監視されている可能性が考えられるのであれば、何らかのウイルスに感染している可能性が高いので、会社で支給されているアンチウイルスソフトなどで一度パソコンのスキャンを行ってみるのがよいでしょう。
会社が本気出したらバレずにサボるのは不可能
会社ごとに差はあれど、会社は何らかの形でパソコンやネットワークの状況を把握でき、それらをログとして保存してます。
昔「ネットの閲覧履歴消してるから大丈夫!」とドヤっ出る方がいましたが、履歴等はパソコンの外に保管してるあので、パソコン内の履歴を消しても無駄です(笑)
なのでそれらの情報を本気で集め調査するとサボりは確実にバレてしまいます。
なのでテレビを観ながら作業したり、会社から支給されているものとは別のパソコンを用意して仕事の合間に動画を観たり、ネットサーフィンをしたりする程度のサボりであれば疑いをかけられない程度にサボることが可能です。
最後に
絶対にサボりたい、仕事をしたくない方には残念ですが、会社が本気になると監視から逃れるのは不可能です。
リモートワークの恩恵を受けながら、頑張りすぎずに仕事をしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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