会社のスマホは監視されているのか?システム管理者が解説します!【iPhone編】

ライフハック

こんにちは。雪坊主です。

会社からiPhoneやiPadが支給されている方にとって、パソコン等と同じで「どこまで監視されているか」は気になるところですよね。

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監視の種類と確認方法

利用料金や通信量で監視されている

毎月の利用料金、通話履歴、通信量等の請求が会社に一括でくるため、経理や総務がそれを見て使いすぎを確認する場合があります。

正当な理由があっていつもより多く使ったのであればしかたないですが、使いすぎた理由を求められる場合もあるので、何に使ったかを説明出来るようにしておきましょう。

AppleIDで管理されている

現在端末に設定されているAppleIDのパスワードが会社のスマホの管理者も知っているかどうか。

もし知っている場合は「iPhoneを探す」機能で現在位置が分かってしまうため、サボっていると場所と動きでバレてしまうかもしれません。

会社が特に何も言ってこなくて、自分のAppleIDを設定して利用している場合は少なくともAppleIDでの管理は行われていないと考えて問題ありません。

インストールしているアプリについては、こちらもAppStoreに会社のAppleIDか、自分のAppleIDのどちらを利用しているかによって

  • 現在位置の情報
  • インストールしているアプリ
  • 通話履歴
  • Web閲覧履歴

MDMで管理されている

MDM(モバイルデバイス管理)とは、企業などで使うスマホやPCを監視・管理するためのサービスやソフトウェアのことをいいます。

MDMで管理されている場合、会社のAppleIDを利用していなくても色々な情報を監視されている可能性があります。

  • 現在位置の情報(但し取得された場合分かるようになっている)
  • インストールしているアプリ

思ったより少なくない・・・って思いませんでしたか?

そうなんです。

実はAppleの方針でiPhoneの監視にはかなり制限がかかっており、MDMが入っていてもパソコンのログ管理ソフトのように、「何時何分にどのアプリを使ったか」とか「どのWebサイトを閲覧していたか」という情報は取得できなくなっています。

基本的に紛失した際に「紛失モード」という特殊なモードにしてiPhoneを一切利用できなくしたり、遠隔でデータ削除したり、無くした場所をつきとめたり・・・等、監視に関してはそれぐらいしかできません。

ただiPhoneのパスワードの最低文字数を決めたり、勝手にアプリをインストールできないようにしたり、iOSのアップデートをコントロールしたり等、iPhone自体に色々な利用制限を追加できるのがMDMの強みです。

管理されているiPhoneで注意すること

MDMでは取得できない情報はAppleが提供しているiCloud等から取得できます。

なので管理されたAppleIDを利用していなければ、会社のiPhoneで業務に関係無いサイトを閲覧していてもバレません。

しかし先述したようにいつもより利用料金が上がっていたり、通信量が多かったりすると何をしていたか説明を求められる場合があります。

また万が一確認されても良いようにSafariやChromeのWeb閲覧履歴は削除しておきましょう。

AppleIDを利用していない場合に注意することを下記にまとめます。

  • パケット通信量に注意する
  • 通話料金に注意する
  • WEBの閲覧履歴に注意する

最後に

Androidスマホの場合は結構様々な操作履歴を取られてしまいますが、iPhoneは管理ツールが入っていてもそこまで情報が取られる訳ではありません。

ただAppleIDで管理されている場合は色々な情報が意図せずバレてしまう可能性があるので注意しましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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