情報処理安全確保⽀援⼠について調べたこと

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※2016/12/05更新

こんにちは。雪坊主(@yukibowzz)です。

私は「情報セキュリティスペシャリスト」という情報セキュリティの国家資格を持っていますが、この試験の名称と制度が色々と変わるようです。

そこで「情報セキュリティスペシャリスト」保持者として気になったことについて調査してまとめました。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ) | デジタル人材の育成 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」に関する情報です。
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情報処理安全確保⽀援⼠とは?

サイバー攻撃の急激な増加により、企業などにおけるサイバーセキュリティ対策の重要性が高まる一方、サイバーセキュリティ対策を担う実践的な能力を有する人材は不足しています。そこで、サイバーセキュリティに関する実践的な知識・技能を有する専門人材の育成と確保を目指して、国家資格「情報処理安全確保支援士」制度が創設されました。
「情報処理安全確保支援士(以下、支援士)」はサイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価やその結果に基づく指導・助言を行います。

今まで情報処理のセキュリティ試験は「情報セキュリティスペシャリスト」というのと「情報セキュリティマネジメント」という2種類がありました。

その中のより高度な「情報セキュリティスペシャリスト」が今回の情報処理安全支援士に変わります。

いつから始まるの?

2017年春期試験より情報処理安全支援士の試験が開始されます。難易度は「情報セキュリティスペシャリスト」と同じ程度とのことでした。

この試験は登録制の資格となっていて、定期的な更新が必要です。

情報処理の中でもセキュリティの分野は技術の進歩と共に、移り変わりが非常に激しい分野なので定期的な更新はまっとうな理由かと思います。

免除される人は?

「情報セキュリティスペシャリスト試験」又は「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」の合格者は合格年度を問わずに免除されるとのこと。

しかし2018年8月19日までに申請が必要で、この日付を経過後、登録資格を失います。

登録費用は?

登録手数料10,700円と登録免許税9,000円の合計19,700円が必要になります。

先述しましたが、2018年8月19日までに申請が必要です。

この費用は「情報セキュリティスペシャリスト試験」又は「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」の合格者向けの登録費用なので、2017年春期の試験に合格した場合の登録料はまた別途発表になる可能性があります。

更新は必要?費用は?

更新は必要で、毎年1回6時間のオンライン学習と、3年毎に1回6時間の集合講習を受けることが義務付けられています。

所定の講習を期限までに未受講の場合は、登録の取り消し又は名称の使用停止になる場合があるとのことです。

3年毎の講習を受けてたとしても、毎年のオンライン学習を忘れてしまうと取り消しになる可能性があるので注意ですね。

またオンライン学習や集合講習の受講料については3年間で合計15万円前後になるよう設定中とのことで、11月初旬に発表されるとのことです。

※関連記事※
https://yukibowz.net/ipa-siensi-price/

※2016/12/05追記
毎年行われるオンライン講習については各20,000円、3年毎に受講する集合研修は80,000円とIPAより発表がありました。合計で140,000円です。

15万とか言って脅しているけど実際は5〜6万でしょ?とか思ってた時期が私にもありました・・・。

IPAが行う実践講習 | デジタル人材の育成 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「IPAが行う実践講習」に関する情報です。

最後に

3年で15万円、1年あたり5万円とか高い!

私は定期的に更新が必要な資格は普通免許しか持っていないのですがこんなもんなの?

せっかく取得した情報セキュリティスペシャリストが失効してしまう・・・。

マジでIPAどうしてくれんの?

とりあえず2018年7月までに登録し、1年様子を見るかな・・・・。続報があれば更新します!

以上、情報処理安全確保⽀援⼠について調べたことのまとめでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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